Webサイト立ち上げに必要な作業について②
2022/05/13
こんにちは!今週担当の山中です。
今週のコラムは前回の続きとしまして、
2.Webサーバの取得
についてお話しさせていただきます。
Webサーバって何?
簡単に説明すると、インターネット上にWebサイトを公開するための保管先です。
インターネット上に公開する場所がないと、誰も見ることが出来なくなってしまいます。
Webサーバの利用方法は?
次にWebサーバを利用する方法についてご紹介します。
独自にサーバを立ち上げるなどの方法もありますが、
今回はWebサーバを提供している企業のサービスを利用する前提で解説します。
1.レンタルサーバ(共有サーバ)
2.VPSサーバ
3.クラウドサーバ
4.専用サーバ
1.レンタルサーバ(共有サーバ)
レンタルサーバは1つのサーバを複数ユーザが共有して利用するサーバです。
長所・短所は以下の通りです。
〇長所
・価格が安価
・専用ツールから簡単に設定が可能
〇短所
・1つのサーバを複数ユーザが利用しますので、別ユーザのサイト負荷が高くなると自サイトにも影響が出ます。
・専用ツールから出来る事のみしか変更できず、サーバに大きく影響が出るカスタマイズなどは不可。
・データベースなど作成できる数に制限がある。
2.VPSサーバ
物理サーバ上に仮想サーバをユーザごとに割り当てられ、仮想サーバを専有して利用が可能になり
管理者権限も付与されますので自由に設定が可能になります。
長所・短所は以下の通りです。
〇長所
・仮想サーバを専有して利用可能。
・ユーザごとに利用したいアプリケーションやOSをインストールできる。
・レンタルサーバに比べ他のユーザの影響を受けにくい。
〇短所
・サーバを自分で構築する必要があり、専門的な知識と労力が必要。
3.クラウドサーバ
クラウドサーバもVPSと同じように、ユーザごとに仮想サーバが割り当てられます。
VPSと異なる点として、用途に応じて機能拡張がしやすい点が挙げられます。
〇長所
・CPUやメモリ、HDD容量などをあとからでも変更・拡張できる。
・利用料金が1日ごと、1時間ごとなど、必要な分だけしか発生しないため、短期間の利用であれば費用を抑えることが可能。
・レンタルサーバに比べ他のユーザの影響を受けにくい。
〇短所
・機能拡張に柔軟性がある分、時間単価として計算するとVPSより割高になる。
・サーバを自分で構築する必要があり、専門知識と労力が必要
4.専用サーバ
物理サーバを1台専有して利用する方法を取るのが、専用サーバとなります。
〇長所
・ユーザごとに利用したいアプリケーションやOSをインストールできる。
・他ユーザはいないため、他サイトの影響を受けない。
〇短所
・サーバを専用するため、料金が高くなる
・サーバを自分で構築する必要があり、専門知識と労力が必要
どこでWebサーバを借りるの?
サーバ契約できる会社では
・エックスサーバー(https://www.xserver.ne.jp/)
・さくらインターネット(https://domain.xserver.ne.jp)
・ロリポップ(https://lolipop.jp/)
・お名前.comサーバー(https://www.onamae-server.com/)
などが有名です。
立ち上げるWebサイトの規模や用途に応じて利用するサーバを選択する必要があります。
まずは簡単に利用可能なレンタルサーバから始めて、規模や用途の変化に応じて変えていく事をお勧めします。
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株式会社AQUARIZE
〒531-0072
大阪市北区豊崎3-6-8 TOビル404
電話番号 : 06-7777-2927
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